●主人公達


・アレフレッド(Ⅰ主)

一流企業と称される大商社に勤めるサラリーマン。ヒーローブラックの代理人の一人。生真面目で一途、打たれ強い。あまりに打たれ強すぎてしつこいと言われる。

正規ブラックの力を借り、漆黒の刃でモノを切り刻むことができる。


・アレン(Ⅱ主)

ヒーローブルー。アレフとは従兄弟、サタルとサンドラとははとこの関係に当たる。公立中学校に通う中学三年生。空手部所属。成績は悪いけど運動神経は抜群。ぶっきらぼうで口は上手くなく、素直ではないところもあるが根は熱い。

水と氷を操る。物質の液体化、固体化、氷の刃を利用した物理攻撃が主。


・サタル(Ⅲ主♂)

表の顔は神秘省勤務の公務員。裏の顔は公安警察十課、別名特殊能力犯罪対策課班長。飄々として掴みづらい性格。口達者のお調子者なのだが何故か身内の信頼は厚い。

デスクワーク派を自称し幻術と能力「神に近き者」を駆使する。対象の魂に干渉し好き勝手蹂躙することができる。尋問・諜報・撹乱が得意。


・サンドラ(Ⅲ主♀)

法律事務所勤務の弁護士。サタルの双子の姉。常に冷静で論理的な人物。ヒーローズなど特殊能力に関わる身内を淡々と(内心は案じながら)見つめている。


・ヨハン(Ⅳ主♂)

カフェバー「lumberjack」の料理人。スーザンは双子の妹。夜はシェイカーも手にしつつ、ゾンビハンターとして拳銃を手に活動する。死者を弔う清めの力を持つ。荒い口調だが茶目っ気があり客ともよく会話する。


・スーザン(Ⅳ主♀)

カフェバー「lumberjack」のウェイトレス。ヨハンは双子の兄。夜はシェイカーも手にしつつ、ゾンビハンターとしてチェーンソーを手に活動する。死者を弔う清めの力を持つ。快活でよく喋る親しみやすい性格。


・レック(Ⅵ主)

ヒーローレッド。ミュージシャン兼ピアノ調律師で楽器屋経営。楽観的で陽気なトラブルメーカー。基本的にお気楽で誰とでも仲良くなってしまう。「lumberjack」の双子とは昔馴染みで今も足繁く通っている。

炎を操って戦う。物質を燃やすのと爆発がメイン。よく叫ぶ。


 

●公安十課(Ⅲ1stパーティー)

 

・フーガ(戦士♂)

一般どころか警察内でもその存在を認知されていない十課の課長。面倒見のいいお人好しで上から大変な仕事を押し付けられるが、豊富な経験から冷静に辿るべき道筋を見いだせる胆の据わった人物。部下達からは同期のように接されながらも絶対的な信頼を勝ち得ている。

自分は能力を持たないが頑健な肉体を持つ秀でた戦士。

 

・テング(遊び人♂)

常にぽっちゃりとしたピエロのような出で立ちでいる男。陽気な言動と一歩引いた沈着な言動とのギャップが激しい。サタルとは幼馴染で大親友。

能力「変化の杖」を持つ。自分と仲間の姿を自在に変化させることが可能である。サタル同様幻術を操ることを得意をする。

 

・キラナ(商人♀)

桃色の髪を高く一つに束ねた少女のように小柄な女性。お転婆だが頭が切れ、フーガに同行してその補佐を務めることが多い。交渉と目利きが得意。

能力「大声」を持つ。どれだけ距離が離れていても、彼女の選んだ者の脳内に直接語りかけ会話をすることができる。そのためチーム内では欠かせない伝令役を務める。

 

・スラン(盗賊♂)

銀髪に緑眼の背が高い美青年。素直で情感豊かであり涙もろい。少々ドジなきらいがあるもの気のいい奴。歴史や芸術品に詳しい。

能力「鷹の目」を持つ。求める標的は必ず見つけ出し、逃がすことなく追跡できる。任務の際はこの力を使い、目標物の捕捉をすることが多い。また狙撃をさせれば外すことがない。

 

・アリア(賢者♀)

白銀のストレートを長く伸ばした赤い瞳の女性。純粋で清楚な淑女然としているが、直向きで辛抱強い。

能力「悟りの書」を持つ。一度目にした物のデータを完全記憶でき、さらに能力者の能力をコピーして使うことができる。ただしその力は実物の半分になる。

 

・ルネ(魔法使い♀)

真紅のおかっぱ髪が特徴的な美女。豪放磊落な女傑で、炎に異様な執着を抱く。定期的に炎を見ずにはいられない。

能力「ガイアの剣」を持つ。具現化した炎で対象を切り裂き燃やすだけでなく、炎を用いた他者の意識コントロールと記憶の改竄も得手とする。よって肉弾戦と尋問を担当する。

 


●その他


・カノン

サタルの恋人。美少女格闘家として名を馳せ、日々己の肉体を鍛えている。愛想はないが竹を割ったような性格の頑張り屋。何かと行きすぎた愛情を示す恋人には容赦なく鉄拳制裁を喰らわせる。




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