X記録

DQⅩのおもひで。




















というわけで、久しぶりにアストルティアの水面から顔を出した。


十ヶ月前の最終ログイン時の記憶は、魚が猫に負けたこと以外思い出せなかった。

猫は強かった。









私は、DQナンバリング作品を全部プレイしたと名乗れるようになりたいんだ…。

そして、きちんとシリーズ通しての考察ができるようになりたいんだ…!


その心は決して嘘ではないのです。

ただ、私にこまめなゲームログインはハードルが高い。私は、必要性を感じると逆に遠ざけるあまのじゃくなのです。

Ⅹをやりたいやらなくちゃという気持ちが、自分のものなのにだんだん息苦しく感じるようになって、ログインすらしなくなる。

逆に「そんなに頑張ってやらなくていいよ」ってなると、安心して気楽になる。


多分、人生にやりたいことが多すぎるからだと思うのです。

小説書きたい。絵が描きたい。本読みたい。他のゲームがしたい。その他いろいろやりたい。

さらに栄養や睡眠も摂取しなくちゃいけないんだから、辛いです。人間やめたい。








でも、Ⅹをやりたい気持ちは嘘ではない。

ストーリーを色々体験したいのです。

無駄なプレイをして無駄に苦しむドMプレイをしてみたい。攻略を見てサクサクやってみたい。オンラインゲームを楽しんだり飽きたりすることすらストーリーになるのです。


やってみたいプレイが多すぎる。









そんなわけで、尻叩き兼後々Ⅹについて考えるために、プレイ日記をつけようと思います。


ゆるく、箇条書きとか呟きみたいな感じで書きます。












十ヶ月前の朧げな記憶を呼び起こして、猫は後回しにし、エルフの国に向かう方針を立てました。そっちのキーエンブレムを先にもらいます。



メタルのルーキーたちに初めて接触して、よく分からないまま経験値を稼いだ。何の技も使わずに根気よく殴るだけで倒せるの、ありがてえ。






ツンデレエルフょぅι ゙ょに会った。

カムシカが可愛い。





私のこれまでのDQプレイ歴で一番の恐怖体験をした。

それは、酒場システムである。


うっかりしてNPC仲間(だった気がする。もう前回どうやって借りたか思い出せない。何で知らない人三人も引き連れてるのか分からなかった)と別れてしまったので、酒場を利用した。単騎で倒せるほど強いわけがなく、自分一人で自分を鍛える自信もなく、おっかなびっくり、サポート仲間というものを借りてみた。

覗いてびっくりした。あきらかにNPCじゃない、プレイヤーっぽい名前が並んでた。



「私なんかがお力お借りしていいの…?え、本当に話しかけていいの…?へえ、この人たちは今ログインしてないんだ。こちらが仲間を選ぶなんて、そんな偉そうなことしていいの…?ついてきてくれるの…?本当に…?無言で借りていいの…?挨拶がないって怒らない…?怒られても私無理だからね、コミュニケーション弱者だから、話しかけられてもペンチでつねられたみたいな声しか出ないから、言葉とか話せないからねそんなことより仲間として来てくれるの?本当に?ひええボタン押すのこわi」



くそ怖かった。


どんなボスを倒すより、一大イベントだった。なので、こんなイベントを平然とやってる歴代主人公と冒険者たちはすごいと思った。


結局、無事何事もなく助けてもらい、お別れもできたようなので、安心した。引きこもりの心が、ちょっぴり強くなった気がした。


でも酒場にあった「ぱーてぃーをさがす」なるものはどう考えても無理だった。











アストルティアは広すぎて、毎日がフルマラソンである。

魚、骨だけになっちゃう。


ドワーフの開発したあのダイエット機器みたいな、あれ欲しい。







エルフの年齢がわからなすぎて、魚困る。


前後がどんな筋書きであろうと、誰かを守ろうとして犠牲になる話が出て来ると涙腺が緩む魚。



怪獣の部屋キュートだね。



ょぅι ゙ょがぬいぐるみを犠牲にしてくれてしまって、私の中の魚が反省しきりだった。



風送りの儀式の記憶はカムシカとょぅι ゙ょが可愛いなってことと、お父さんよかったねってこと。



エルフの土地はお花が綺麗ね。



僧侶の一大派閥の祖がエルフ出身なのね?



はじめての金メダルもらった。










賢者の名前と駅弁を見てたら回鍋肉が食べたくなった。



黄昏時の電車良かった。












魚自分何わろてんねん。

   





オーガの門番さんのスカウトを後回しにして、転職解禁クエストをこなした。





早く自分の戦闘スタイルを確立させた〜い。


その前にまず、Ⅹの世界に慣れた〜い。


そのためにここ一ヶ月、ログイン頑張りたい。








頑張れるかな。


分かんないな…でもコミュニケーション最底辺弱者、歴代DQナンバリング全部やりましたって胸張って言えるように、頑張ります。











自分なりに酒場が利用できて、ちょっぴり自信がついたので、Ⅹプレイヤーだぞという証明を載せておく。



それから、遥か昔に何人かの方から「Ⅹ始めたら言ってね〜!フレンド〜!」みたいなことを言われたことがあったと思うので、遅くなったけど報告します。Ⅹはじめたよフレンズ!十ヶ月前に!





ただし、これまでの記事を読んでもらってもう分かっているかと思いますが、普通に数ヶ月失踪する上に本当に何もできないから、そのつもりでお願いします。









Ⅹをやると、自分がコミュニケーション弱者だということを思い知らされる……。