文の豪なる者の話








文豪と錬金術師という、元気な正岡子規を眺めて涙を流すゲームをやっています。




上の画像は初めてカツサンドを食べて感動の涙を流す正岡子規です。この後カツサンドで俳句を読もうとします。



これだけでもう涙が出て来ますよね、分かりますよ。










ちなみにちゃんと内容を説明しますと、刀のゲームのほぼ文豪版なので、本業は戦闘なのです。

錬金術師の手によって転生した文豪が書物を侵食する敵と戦うのです。戦闘システムが修業すぎて私にはきついので、ちょっと戦場に出して文豪に食事を摂らせて食事中の回想を回収するだけのゲームになっています。即ち文豪に飯を食わせるゲーム。










文豪らのイケメンぶりを眺めていると背後にしばしば白黒のおっさんの幻影が見えることがあるが気にしてはいけない。


このゲームに出て来てる文豪は史実の文豪とは≠である。体に墨汁流れてるし。










文豪の多くは後頭部にちょろ長い襟足が生えているが、気にしてはいけない。文士は精神世界で生きてるから散髪なんてどうでもいいんだ。面倒なんだ。


大体怪我した文豪は、司書がインクで補修するんだぞ。

まともな転生じゃないですわ。

文豪の身体はインクでできています。文豪は食事にはこだわりがあります。でも彼らの補修に使うのは洋墨。



……こんなのまともな転生じゃないですわ!(大歓喜)










此方のゲームは対象が人間であるせいか、刀に比べてイベントやストーリーにおけるキャラクターの掛け合いが多くて(※)、ちょっと楽しめるので、気が向いた時に少しずつやっていきたいと思います。

(※…刀ゲームはハードのRPGゲームに慣れている人にとっては少なすぎると感じる可能性あり)







題材が文豪であるだけあって、始まりのBGMが良かったりゲーム全体のモチーフが良かったり、隅の方を突けば仄暗い部分がどっと溢れ出してくる感じがあって良いです。


加えてハム式じゃない上にすごく個人的な話なのですが、題材が題材なせいかn次作品に好みの作風を見つけやすいのもいいですね。




最近良いなーと思ったのは此方のMADです。



http://sp.nicovideo.jp/watch/sm34423001



とても素晴らしかったです。

史実のエッセンスが絶妙。芥川さんが出てくるあたりから効いてくる。