【D】落書き49


またまた拍手をありがとうございます。
なんでこんなに拍手もらえるんですか。ありがたこわい。



矛盾




こういう、一つのコンセプトのもとに小説の台詞を抜き出しまくって詰めるのって楽しいですよね。もっと遊んでもよかったかなって気もしますがところでコンセプトって何だ。




サバサバしてる人って全て割り切ってるように見えますけど、苦悩してるからこそ割り切ろうとしてるところとか、強い言葉をあえて使って自分に言い聞かせてるところとか、それでも割り切れなかったりしてるところとかあると思うんですよ。
そういうところがありながらもサバサバと、思い切りよく生きてるところがサバサバキャラの醍醐味の一つかなと私は思っているのですがいかがでしょうか。サバサバ言い過ぎサバサバサバサバサツバサヨウセイノツバサ。

勿論ヲトコらしさしかない某ハヂメ=イワイヂュミみたいな人も大好きなんですけれども。
(6パロ進めたいのに進んでないなあ…)





★★

自分のキャラについてこんな言い方から始めるのも変な話かもしれませんが、私には非常に主観的であることを前提にしてでも推したいカノンの推しポイントがありまして、それが以下のようなものになっております。


・幼い頃に洗脳同然に人殺しをさせられたにも関わらず、使者団のせいにはせず自分の罪だと考えている
・自分と他人が幸せに過ごせたらと本気で思ってやったことを、後から自分の頭で考えて否定できる潔さ
・自分の罪は自分の死では償いきれないことを重々承知していて自死を選ばなかった
・安穏と生きることを許されなくても仕方ないと承知しながら、それでも自分の生への執着心に対して見なかったふりをしない
・死生観について真摯に向き合ったところが良い


サタルも「愛しき君よ以下略」で言ってますが、「償い方を見つけて満足できるような人柄」でなく、「神に赦しを請うことのできる図太さ」もなく、「生き続ける限り、殺した命を忘れようともそこから逃げようとさえも、一度だってしない」、そんな彼女がとても好きです。




★★★

自分の中には「信条を曲げてしまった。死をもって償うしかない」とか「俺の死は次の世代に生かされれば良い」とか「コレのためなら死さえ厭わぬ!」みたいなものに対する疑問がありまして。

時としてこういう考え方は死っていう不条理に対する慰めというか、生者の中で死者を生かし続けるための理由付けだったり、死を目前にした人間の慰めになったりしてるんだよな、だから必要ではあるんだとはもちろん思ってます。大事な考え方です。



それでも時として、こういう類の台詞に引っかかることがあるんですよね。引っかかる台詞と引っかからない台詞の具体的なボーダーラインをうまく説明できないので、後々考えていきたいと思います。

ですが一つ、今のところわかってるのは、その台詞、発せられた状況、発した人物の心理を突き詰めていった時に「カッコ悪いことしちゃった!死ぬ!」「カッコ良く死にたい」みたいになるものについては、甘えや逃げであると思ってるところが私にはあるってことです。
カッコイイ言い方してるけど、自己満足だよなと思ってしまうのです。





★★★★

そういった自分の筋の通らなさとか醜さに耐え、自分の都合の良い考え方をしてしまうところにも目を瞑らず、それでも自分のなすべきことを追求してゾーマ城に一人篭ることを選んだカノンが私は好きですっていうそれだけの話でした。




★★★★★

しっかし、Ⅲ長編を読み返してみてもサタルの言ってることがさっぱり分かりません。大丈夫なのかコイツ。



それよりも何か話を書いたり落書きができたりしたらいいなあと思います。私が今後も無事ならばですけど。