DQH2プレイ所感【ネタバレ注意】

※最新作「DQH2」のネタバレを含みますのでご注意ください。




何となくラゼル君にツェザール様を貶させたくなる症候群。


今、やっと霊峰まで来て試練を受けています。ミニデーモンを守れなかったので、戦略とパーティー構成を見直しています。
自分のゲーム下手さ加減を痛感しています今日この頃です。


ヒーローズ2、とても楽しいです。

ビルダーズはシンプルで可愛らしいグラフィックに反して背筋が寒くなるほどの闇を含んだ作品だったのですが、今作は不吉な予言と綺麗なグラフィックから始まるのに反して、作品の雰囲気は今の所そこまでではなく、アクションモノでありクロスオーバーであるというジャンルと主人公達の性格のせいか、胸の痛くなるシーンもありますけれどさっぱりとストーリーが進んでいく印象です。

本当なら実況みたく感じたことを事細かに上げていきたいところなのですが、そこまでやる時間と気力がないので、簡潔かつ大雑把に現在の感想をまとめさせていただきます。



●ジャイワール野郎二人の関係がじわじわとツボる

ラゼルとツェザールの二人です。
二人は表面上は「熱血」と「沈着」の組み合わせのようなのですが、ストーリーが進むにつれて「趣味:熱血」と「趣味:沈着」のような気がしてきました。

ラゼルくん自身のことはまだ掘り下げられてないので分からないんですけど、今現在見ている限り、言動は熱血っぽいんですが妙にさばけてるところがあるように感じられます。

ツェザールに「熱血バカ」と煽られても「熱血の何が悪いんだよ。お前だって根っこは俺と変わらないくせに」と返せる、妙な落ち着きっぷり。自分が熱血であることを意識している節があるんでしょうか。

一方ツェザールについてはラゼルの言う通りで、「俺の美学」として理知的な言動をしているようなんですが、スイッチが入ると思い込みだけで突っ走るような癖がある様子です。

筋の通ったヒトの話さえ無視するほど「俺の正義」を強く信じすぎることがあって、そういうところが私の中のMチェロ像に被ります。目つきとデコだけじゃなかった。

そんな二人ですが、そのやりとりは悪友感満載です。

私はよくこの二人をパーティーに入れて動かしてるんですけど、この二人は互いに対して世界樹の葉を使う時特殊台詞があるんですね。

ラゼルはシリーズキャラクターに対しては「大丈夫か?」って聞くんですけど、ツェザールに対しては「ツェザール、起きろ」(起きろと名前が逆だったかも)って言います。ツェザールはシリーズキャラクターには「しっかりしろ」(たしかそうだった気がする)と声をかけるのですが、ラゼルには「いつまで寝てるつもりだ」って言うんですよね。

悪友のやりとりとしてテンプレートかもしれないけど、まんまと製作者の思惑にハマって「良い」と感じてしまっています。我ながらちょろい。

きっとテレシアちゃんやオルネーゼさんに対しても同様に特殊台詞があるんだと思うのですが、私のところの二人はマリベル様が参戦してからルイーダに行きっぱなしなので、まだ聞けてません。そのうち聞きたい。



●マリベル様がまじ天使

すごい。細い。走ってる後姿カワイイ。腕細い。喋り方が生意気カワイイ。背小さいし細い。

私的には、大いに大満足なマリベル様です。私たちマリベル様の家来はついマリベル様に夢を見て余計な設定をもりもりにしていってしまう傾向にあるのですが、さすが公式はそこのところしっかりしてますね。元祖クソ生意気カワイイツンデレお嬢様は健在でした。ガボとのやりとりも安定でした。

何ていうか、本当にクソ生意気な小娘なんですけど可愛くて可愛くてそして強い。操作キャラ選択時の「仕方ないわねっ」が最高に可愛い。走り方も可愛い。そして驚くほど頭身が低い。他のキャラと見比べてみると歴然とした差があって、思わず「この小さな体であんな過酷な旅してたのかよ……」という思いが胸に込み上げてきて涙が溢れそうになりました。永遠の十七歳である私の涙腺は置いといて、やっぱりⅦすげえ。

そして気になる戦闘能力ですが、個人的にはちゃんとマリベル様らしさを追求してあるなと感心しました(何様)。

呪文唱える動き、技のラインナップは勿論なのですが、ファンの多くが意外だと感じただろうブーメランでの戦闘もちゃんとそれらしかったです。
どこがそれらしかったのかと言うと、攻め方でしょうか。

まず、私の中で「マリベル様は、前線は下僕たちに任せて後衛からガッツリ攻めるタイプだ」という認識がありまして。
その点は揺らぎませんでした。マリベル様のブーメラン攻撃、結構しっかりダメージを与えてくれます。しかも戻ってきたブーメランをキャッチするのと同時に特技や呪文を繰り出すと、いつも以上に迅速かつ強力なのを放ってくれるんですよね。
オリジナルでは呪文や特技での戦闘がメインとなっていたマリベル様が、ついに打撃戦で本領を発揮したという印象です。

それでも、個人的にマリベル様と合う絵面の武器はブーメランより鞭なんだろうなとは、プレイしてる途中まで感じていました。だけど、マジックチャクラムとの出会いがそれを変えてくれました。



私の絵だとあまりそう感じられないかもしれませんが、マリベル様はチャクラムもお似合いでした。これなら私も違和感を覚えないです。私の趣味ドンピシャ。ありがとう、ありがとう…!

まあそもそも、マリベル様は魔法や召喚術などを使う天地雷鳴士のイメージが自分の中で強いので、今回の得物が飛び道具だと聞いても「お、案外イケるんじゃない?」と思ってはいたのですが。
チャクラムはツボでした。ありがとうございます。今チャクラムじゃないブーメランを使ってますが、その見た目はチャクラムのままになるようマネマネさせてもらってます。ありがとうございます。



●ハッサン先輩まじイケメン

本当ヤバイです。いい声すぎる。
ドキがムネムネします。もうバトルレックスに呼ばれてきたテリーと一緒の登場で「キャーー!!」となり喋るのを聞いて「ウオオオオ」となり肉体美がばっちりで「アアアアアア」でした。
一撃一撃も重いですしね。最高にハッサンです。まじナイスガイ。
仲間になって以来、積極的にパーティーに組み込ませていただいています。

しかもクレティアでのマリベルとの掛け合いが、本当にファンにとってご褒美でした。
「お嬢ちゃん、俺のことお兄ちゃんって呼んでくれていいんだぜ?」っておま。おまえ。

私が呼ぶわ!!!!!

て言うかマリベルがそう呼ぶところが聞きたかった気もする。この二人最高かよ…。

本当にハッサンは兄貴でした。これからも積極的に前線で戦っていただきたいです。



●トルネコは萌えキャラ

なんとなく分かってた。

公式のトルネコ扱いは安定でした。
よく魔物に追いかけられるトルネコ、すぐコケたりへたり込んだりするトルネコ、女王の国と相性の悪いトルネコ、そのくせ破壊の鉄球を振り回すトルネコ。

お前はホント…トルネコだな。

しかも戦闘面で結構貴重な役割を果たすので驚きました。
序盤から賢者の石を使って回復役を務めてくれますし、万能の杖で状態異常の回復もしてくれます。もちろん、算盤や鉄球での攻撃もお手の物。
だけど、何故か彼専用装備として猫の手のついた算盤を用意されているトルネコ。

お前ホント…トルネコだな(笑)

私大冒険シリーズをプレイしてないのでトルネコの全貌は知らないんですけど、スタッフさんトルネコで遊びすぎじゃないですかwwネタありすぎwwドジっ子で猫キャラとかww

声もすごく合ってるし。喋り方も声の調子もTHE商人!イッツミー、トルネコ!って感じでもう何を言ってるかわからないと思うけど良いです。すごく良い。

ヒーローズをプレイして、さらにトルネコが好きになりました。



●モンバーバラの姉妹はすごい

我々マーニャに親しみすぎて彼女にシリアス要素を求めすぎてしまうシリアスマーニャファンがつい書かないことが多くなってしまう元祖マーニャさんの陽気要素と現金要素もよく現れてるのですが、ミネアの只者じゃない感じも大変よろしいです。
かつての仲間がその他大勢の見知らぬ人と牢屋に入ってるところを見つけても涼やかな笑みを崩さないところ、その他大勢から急に感情的に話しかけられても眉一つ動かさない、すべては予定調和のもと進んでいくだろうとでも言いたげな、落ち着いているどころじゃ済まされない物腰を見て、「これが導かれし運命を見て取った占い師か…!」と感動しました。おぬし只者ではないな。
一方で、姉絡みのことになると感情が前面に出てくるところは非常に可愛いなと思いました。さすが私のDQⅣにおける初恋キャラです。ギャップ素敵。



●ククールwww

わたくし、リメイクⅧは未プレイでございますが。

ククールお前wwキザいwwそしてウザいwww
見事に優男プレイボーイ全開で、あんまりにもおおっぴらにゼシカを口説きにかかろうとするので私は笑いました。大いに笑いました。
一方で、私のククゼシ脳は「これはデキてるククゼシ…」と囁いてきました。ククールスキンシップしすぎ。

ちなみにククゼシ脳の私的ククゼシ登場シーンの見所は
・見知らぬ人のためにマダンテをぶっ放す喧嘩っ早いゼシカ姐さん
・そのゼシカさんのピンチに矢を放ち、「はっはっは」と胡散臭さ満載の優男スマイルで歩み寄ってくるククール
・主人公たちと積極的に会話しようとするゼシカと、ゼシカを口説く気しかないククール
・見事に意思疎通のなされないククゼシ
→ からの息の合ったポージング。
でした。ククゼシファンの諸氏がどう思われるところか気になりますが、自分としてはそんなところです。非常に楽しめました。

そのあとの会話も良かったです。
マダンテに暗に文句のありげなククールとか、それに文句のありげなゼシカとか、女の人を助けた時のククールの言動、それを受けたゼシカのコメントなど。
それから、二人がルイーダの酒場に行ったばかりの時に「一緒に来たのがゼシカでよかったぜ」というククールのゼシカを戦友としても捉えているコメントを聞くことができたのも美味しかったです。

今後も二人から目が離せませんし、ククールの動きから目を離せそうにありません。このバカリスマ、動きがやたら切れてます。私の気のせいじゃなければ、体操選手みたいなバク転(後退)決めてましたけど。さらに、ムーンサルトとタンバリンも使えるらしいですからね。

スーパースターククールの活躍に、今後も期待したいと思います。



●テリーとガボが可愛い

いや、二人の関係じゃなくてそれぞれね。

テリーのイケメンなのにネタ感あふれる感じで、でもやっぱりイケメンカッコイイカワイイところは素敵でした。もう少しゲームに慣れたらチームに入れて捜査してみたいです。

ガボはもう明らかに可愛い。さらに動きが速すぎてすごい。ごめん私まだうまく操作できない。
彼もそのうちチームに入れたいです。



ざっと、キャラクターを実際に見てのコメントがメインになりましたが、感想はこんなところです。


現在チームはラゼル、ツェザール、マリベルを中心に、ハッサンを入れたりトルネコを入れたりしてます。雪山では炎使いが欲しかったのでマーニャさんを入れてました。
ですが、途中まではラゼル、ツェザール、ハッサン、トルネコの野郎四人チームでガンガン行ってましたね。ガンガン行ってマーニャさんにボコボコにされかけたり、モンスタレア連合軍との戦闘で駆けずり回ったり、誘う踊りで誘われまくってパーリナィしたりしました。死ぬかと思ったけど楽しかった。


その他にもパーティーに入れて操作したいキャラが多すぎて困ってます。まだ武器を十分に毎回揃えられるほどお金がないので、誰でも戦わせられる状態には程遠いんですよね。


早くストーリーを進めたいです。
とても楽しいです。